デジタル社会のなかで数多く耳にするワードとして「IT」「AI」「VR」「3D」「LED」「スマホ」などがあげられるのではないでしょうか。このような言葉は、ほんの少し前の時代には登場してこなかったワードと言っても過言ではないでしょう。どれもこれも現代において本格的に世の中に登場してきたものばかりとも言えるのです。このような最先端のデジタル技術を通じて、便利で快適な社会づくりが試みられているようなのですが、とりわけ時代の流れが急激な変化をみせるなかで、子どもたちはデジタル社会にどのような順応性をみせるのでしょうか。さらには超高齢化社会を迎えた日本におきまして、定年を迎えた高齢者たちがスマホデビューをはたしたり、シニア向けのパソコン教室に通う姿などがみられるようになりました。デジタル化された社会を受け入れる人びと、そうでない人びとの間にできる溝のようなボーダーラインは、今後の社会のなかでどのような存在となり得るのでしょう。
